四国旅行2泊3日を車なしで楽しむモデルコース|2県に絞る回り方と移動のコツ

四国旅行を2泊3日・車なしで計画するとき、「4県を回れるのか」「電車やバスだけで観光できるのか」と迷う方は多いでしょう。

四国は県庁所在地間の移動にも時間がかかるため、短期間で観光地を詰め込むと、旅行の大半が列車やバスの中になりがちです。一方、高松・松山・高知・徳島などの主要都市は、駅や路面電車の沿線に観光地がまとまっています。

四国旅行を2泊3日・車なしで楽しむなら、4県制覇ではなく、移動しやすい2県に絞るのが基本です。初めての四国旅行には、庭園・城・温泉・ご当地グルメをバランスよく楽しめる「高松・松山ルート」が向いています。

この記事では、高松空港またはJR高松駅から入り、松山空港またはJR松山駅から帰る行程を中心に、無理のないモデルコース、別ルートとの違い、交通費の考え方、失敗しにくい計画方法を紹介します。

  1. 先に結論|2泊3日の車なし四国旅行は高松・松山ルートが回りやすい
  2. 四国旅行2泊3日を車なしで計画する3つの基本ルール
    1. 四国4県ではなく1~2県に絞る
    2. ホテルを移動拠点の近くに取る
    3. 到着地と出発地を変える
  3. 車なしで回りやすい四国2泊3日ルートを比較
  4. 四国旅行2泊3日・車なしの高松松山モデルコース
    1. 1日目|高松で讃岐うどんと栗林公園を楽しむ
      1. 午前から昼|高松へ到着して荷物を預ける
      2. 昼|高松市内で讃岐うどん
      3. 午後|栗林公園を1時間30分から2時間ほど散策
      4. 夕方|玉藻公園またはサンポート高松を散策
      5. 夜|高松駅周辺に宿泊
    2. 2日目|特急列車で松山へ移動して松山城と道後温泉へ
      1. 朝|JR高松駅からJR松山駅へ
      2. 昼|松山到着後は荷物を預けて大街道へ
      3. 午後|松山城を観光
      4. 夕方|路面電車で道後温泉へ
      5. 夜|道後温泉または大街道周辺に宿泊
    3. 3日目|道後温泉を散策して松山から帰る
      1. 朝|道後温泉で朝風呂または街歩き
      2. 午前から昼|帰りの時間に合わせて観光地を一つ追加
      3. 午後|松山空港またはJR松山駅へ
  5. 高松から松山までの交通費を抑える方法
  6. 四国旅行2泊3日・車なしの費用目安
  7. 車なしの四国旅行で持ち歩きやすい荷物にする
    1. 観光中は大きな荷物を持たない
    2. 交通系ICカードだけに頼らない
    3. モバイルバッテリーを持参する
  8. 季節によって変えたいモデルコースの回り方
    1. 春・秋は早めに宿と指定席を確保する
    2. 夏は屋外観光を午前中に寄せる
    3. 冬は閉園・最終入場時刻を優先する
    4. 雨の日は温泉と市街地観光を中心にする
  9. 2泊3日の車なし四国旅行で避けたい失敗
    1. 四国4県をすべて回ろうとする
    2. 都市観光と秘境観光を同じ日程に入れる
    3. 乗り換え時間を短く設定する
    4. 最終日に遠方の観光地を入れる
  10. 高松・松山以外で組むならどのルートがよい?
    1. グルメ重視なら高松・高知
    2. アートと海景色なら高松・徳島・鳴門
    3. 移動を減らすなら松山・道後温泉に2泊
  11. 四国旅行2泊3日・車なしに関するよくある疑問
    1. 2泊3日で四国4県を車なしで回れますか?
    2. 高松と松山はどちらから回るのがよいですか?
    3. 車なしでも金刀比羅宮へ行けますか?
    4. キャリーケースでも移動できますか?
    5. 一人旅でも回りやすいですか?
  12. まとめ|四国旅行2泊3日を車なしで楽しむなら移動を増やしすぎない

先に結論|2泊3日の車なし四国旅行は高松・松山ルートが回りやすい

2泊3日の車なし四国旅行で迷ったら、1日目に高松、2日目から3日目に松山を観光するルートが組みやすいでしょう。

高松では栗林公園や高松港周辺、松山では松山城や道後温泉を公共交通と徒歩で回れます。都市間はJRの特急列車で移動できるため、山間部の路線バスを複雑に乗り継ぐ必要もありません。

日程 主なエリア 過ごし方 宿泊地
1日目 香川県・高松 讃岐うどん、栗林公園、高松港周辺 高松駅周辺
2日目 高松から愛媛県・松山 特急列車で移動、松山城、道後温泉街 道後温泉または大街道周辺
3日目 松山・道後 温泉街散策、入浴、松山空港またはJR松山駅へ

このコースを無理なく回るには、次の条件を目安にしてください。

  • 1日目は遅くとも昼過ぎまでに高松へ到着する
  • 2日目は午前中に高松から松山へ移動する
  • 3日目は15時以降に松山を出発する
  • 大きな荷物はホテルや駅のロッカーに預ける
  • 都市間を移動する特急列車は事前に確認する

往復とも同じ空港を利用すると、最終日に高松へ戻る時間が必要です。航空券や列車を手配できるなら、高松から入り、松山から帰る「片道型」の日程にすると観光時間を確保しやすくなります。

四国旅行2泊3日を車なしで計画する3つの基本ルール

車なしの四国旅行では、観光スポットの数よりも「都市間を何回移動するか」が旅の負担を左右します。次の3つを基準にすると、無理な行程を避けやすくなります。

四国4県ではなく1~2県に絞る

四国4県の県庁所在地は鉄道でつながっていますが、四国を一周するように移動すると、2泊3日では各都市の滞在時間が短くなります。

特急列車の待ち時間、ホテルへの荷物預け、駅から観光地までの移動も必要です。時刻表上では回れても、食事や休憩を含めると慌ただしくなる可能性があります。

2泊3日なら、次のような配分が現実的です。

  • 1都市を拠点に近郊まで回る
  • 隣接する2県を組み合わせる
  • 主要都市を2か所だけ選ぶ

「せっかく四国へ行くから4県すべて見たい」という場合は、3泊4日以上にするか、観光バス付きのツアーも比較したほうがよいでしょう。

ホテルを移動拠点の近くに取る

高松ではJR高松駅、高松築港駅、瓦町駅の周辺が候補になります。松山では大街道、道後温泉、松山市駅周辺が便利です。

宿泊料金だけでホテルを選ぶと、朝夕に路線バスを乗り継ぐことになり、移動の負担が増える場合があります。車なし旅行では、多少宿泊料金が高くても、駅や路面電車の停留場に近いホテルを選ぶ価値があります。

到着地と出発地を変える

高松から松山へ移動したあと、再び高松へ戻ると、最終日の数時間を移動に使うことになります。

高松空港から入り松山空港から帰る、高松駅から入り松山駅から帰るなど、到着地と出発地を変えると、同じ区間を往復せずに済みます。

ただし、航空券の料金や便数は出発地によって異なります。往復航空券のほうが大幅に安い場合は、旅行代金と観光時間のどちらを優先するかで判断してください。

車なしで回りやすい四国2泊3日ルートを比較

四国の主要都市を組み合わせる場合、高松を起点にすると複数のルートを検討できます。それぞれ向いている旅行の目的が異なります。

ルート 主な楽しみ 車なしでの回りやすさ 向いている人 注意点
高松・松山 庭園、城、温泉、うどん、鯛めし 高い 初めての四国旅行、カップル、夫婦、一人旅 都市間の特急移動が長め
高松・高知 庭園、城、カツオ、桂浜 比較的高い グルメや歴史を重視する人 桂浜は路線バスの時間確認が必要
高松・徳島・鳴門 美術館、渦潮、海の景色 普通 アートや海景色を目的にする人 鳴門周辺はバス移動が中心
松山と道後温泉 温泉、城、文学、街歩き 非常に高い 移動を減らしてゆっくり過ごしたい人 四国周遊という印象は弱くなる

観光内容の幅と移動のしやすさを両立したい場合は、高松・松山が第一候補です。

食事を優先するなら高松・高知、美術館や渦潮が明確な目的なら高松・徳島も選択肢になります。どのルートでも、郊外の秘境や山間部まで同時に入れないことが重要です。

四国旅行2泊3日・車なしの高松松山モデルコース

ここからは、1日目の午前から昼ごろに高松へ到着し、3日目の夕方に松山を出発する想定で紹介します。

列車やバスの時刻は季節や曜日で変わるため、掲載した順番を基本に、実際の到着時刻に合わせて調整してください。

1日目|高松で讃岐うどんと栗林公園を楽しむ

1日目は高松市内だけに絞ります。到着日に金刀比羅宮や小豆島まで足を延ばすと、飛行機や列車の遅れによって行程が崩れやすいためです。

午前から昼|高松へ到着して荷物を預ける

高松空港からJR高松駅までは空港リムジンバスを利用できます。所要時間は道路状況や停車するバス停によって変わりますが、高松駅まではおおむね40分前後を見ておくとよいでしょう。

高松空港から栗林公園前に停車する便もありますが、大きな荷物がある場合は先にホテルへ預けたほうが動きやすくなります。

岡山方面から鉄道で入る場合は、岡山駅から瀬戸大橋線を利用して高松駅へ向かいます。

昼|高松市内で讃岐うどん

昼食は高松駅、兵庫町、瓦町、栗林公園周辺のうどん店から選ぶと、その後の移動がスムーズです。

有名店だけを目的に郊外へ移動すると、待ち時間と往復時間で午後の観光が短くなることがあります。車なしの2泊3日旅行では、店名よりも次の観光地へ移動しやすい場所を優先するのも一つの方法です。

うどん店は昼過ぎに営業を終えるところもあるため、遅い時間に到着する場合は営業時間を事前に確認してください。

午後|栗林公園を1時間30分から2時間ほど散策

栗林公園は、高松市街地から公共交通で行きやすい代表的な観光地です。JR栗林公園北口駅、ことでん栗林公園駅、栗林公園前バス停などを利用できます。

園内は広いため、短時間ですべてを歩こうとせず、南庭を中心に回る方法もあります。和船に乗りたい場合は、運航状況や空席、予約方法を事前に確認しておきましょう。

栗林公園は季節によって開園時間が変わり、おおむね日の出から日没までの営業です。冬は閉園が早いため、到着が遅い場合は翌朝へ回す判断も必要です。

夕方|玉藻公園またはサンポート高松を散策

栗林公園のあとは、高松駅近くへ戻り、時間に応じて玉藻公園かサンポート高松を選びます。

  • 歴史や城跡を見たい人:玉藻公園
  • 瀬戸内海の景色を楽しみたい人:サンポート高松
  • 到着が遅かった人:高松港周辺だけを散策

玉藻公園は入園時間が決まっているため、夕方に訪れる場合は最終入園時刻を確認してください。サンポート高松周辺は高松駅から歩きやすく、日没前後の散策にも向いています。

夜|高松駅周辺に宿泊

2日目はJRで松山へ移動するため、JR高松駅から徒歩圏内のホテルが便利です。

瓦町周辺は飲食店を探しやすい一方、翌朝は高松駅まで移動する必要があります。夜の食事を重視するなら瓦町、翌朝の移動を優先するなら高松駅周辺が候補です。

2日目|特急列車で松山へ移動して松山城と道後温泉へ

2日目は旅行中でもっとも移動時間が長い日です。午前中に高松を出発し、午後を松山観光に使います。

朝|JR高松駅からJR松山駅へ

高松駅から松山駅へは特急列車を利用します。列車によって直通または途中駅での乗り継ぎがあり、所要時間も変わりますが、2時間半前後を目安に計画するとよいでしょう。

土日祝日、連休、夏休みなどは座席が混み合う可能性があります。予定が決まっている場合は、指定席や割引きっぷの条件を確認しておくと安心です。

朝食をゆっくり取って出発が遅くなると、松山城の観覧時間が短くなります。高松は8時台から9時台までに出発する日程が組みやすいでしょう。

昼|松山到着後は荷物を預けて大街道へ

JR松山駅に到着したら、ホテルや駅周辺のロッカーに荷物を預けます。

松山市内では路面電車を利用すると、大街道、松山城周辺、道後温泉を移動しやすくなります。ただし、JR松山駅と松山市駅は別の駅です。乗り換え検索では、駅名を間違えないように注意してください。

昼食は大街道周辺で取ると、その後の松山城観光につなげやすくなります。鯛めしは地域や店舗によって提供方法が異なるため、食べたい形式がある場合は事前に確認しましょう。

午後|松山城を観光

松山城は標高132メートルの城山山頂に本丸があり、ロープウェイまたはリフトを利用して登れます。

ロープウェイ東雲口駅舎から天守の入場券売り場までは移動時間がかかります。天守見学まで含めるなら、最低でも1時間30分、混雑や写真撮影を考えるなら2時間ほど確保しておくとよいでしょう。

リフトは雨天時に運休するため、雨の日はロープウェイの運行状況を確認してください。ロープウェイを降りたあとも坂道や階段があり、天守内部にも急な階段があります。

歩行に不安がある方、小さな子ども連れ、真夏の旅行では、休憩時間を含めて余裕を持たせましょう。

夕方|路面電車で道後温泉へ

松山城の観光後は、大街道周辺から路面電車で道後温泉へ移動します。

道後温泉駅周辺には、道後温泉本館、飛鳥乃湯泉、椿の湯、商店街、足湯などがまとまっています。車がなくても徒歩で回りやすいエリアです。

道後温泉本館は入浴方法によって利用料金や受付終了時刻が異なります。混雑状況が公式サイトで案内されることもあるため、到着前に確認すると行動を決めやすくなります。

本館が混雑している場合は、飛鳥乃湯泉や椿の湯へ切り替える方法もあります。特定の施設だけにこだわらず、待ち時間と翌日の予定を見ながら選ぶとよいでしょう。

夜|道後温泉または大街道周辺に宿泊

温泉街の雰囲気を楽しみたいなら道後温泉、飲食店の選択肢や翌日の移動を優先するなら大街道周辺が向いています。

宿泊エリア メリット 注意点
道後温泉 夜と早朝に温泉街を散策しやすい 旅館は宿泊料金が高くなる場合がある
大街道 飲食店が多く、松山城にも近い 道後温泉へは路面電車で移動する
JR松山駅周辺 翌日にJRを利用する場合に便利 道後温泉や繁華街からやや離れる

3日目|道後温泉を散策して松山から帰る

3日目は、帰りの飛行機や列車から逆算して行動します。最終日まで遠方へ移動せず、道後温泉と松山市内に絞ると乗り遅れを防ぎやすくなります。

朝|道後温泉で朝風呂または街歩き

道後温泉本館などは朝から営業しています。宿の朝食時間と重ならないように調整し、入浴する場合は受付時間や待ち時間を確認してください。

入浴を前日に済ませた場合は、道後温泉駅、坊っちゃんカラクリ時計、放生園、道後公園周辺を散策するのもよいでしょう。

朝は比較的人が少ないこともありますが、連休やイベント開催時は早い時間から混み合う可能性があります。

午前から昼|帰りの時間に合わせて観光地を一つ追加

出発が夕方以降であれば、次の中から一つだけ追加する方法があります。

  • 道後公園周辺をゆっくり散策する
  • 石手寺を訪れる
  • 大街道へ戻り、買い物や食事を楽しむ
  • 前日に見られなかった松山城周辺を回る

複数の観光地を追加すると、荷物の受け取りや空港までの移動が慌ただしくなります。最終日は「もう一か所行けそう」と感じる程度で切り上げるのが安全です。

午後|松山空港またはJR松山駅へ

道後温泉駅前から松山空港へ向かうリムジンバスが設定される期間があります。大街道、松山市駅、JR松山駅前などからも空港へ移動できます。

空港リムジンバスは航空便に合わせて時刻が変わるため、旅行日ごとの時刻表を確認してください。道路渋滞の影響を受けることもあるため、空港には余裕を持って到着する計画が必要です。

鉄道で帰る場合は、JR松山駅と松山市駅を混同しないように注意しましょう。

高松から松山までの交通費を抑える方法

高松・松山ルートでは、都市間を移動する特急料金が交通費の中心になります。

2026年7月時点では、高松・松山間に、インターネット予約限定の「トク割WEBきっぷ」が設定されています。普通車指定席を利用でき、通常のきっぷより安くなる場合があります。

ただし、前日までの購入、乗車前のきっぷ受け取りなど条件があります。発売期間や金額は変更される可能性があるため、予約時にJRの公式案内を確認してください。

きっぷの選び方 向いているケース 確認したい点
通常の乗車券・特急券 直前まで予定が決まらない 指定席と自由席の料金差
インターネット限定割引 乗車日と列車を事前に決められる 購入期限、変更、払い戻し、受取方法
四国エリアのフリーきっぷ 特急列車で複数都市を周遊する 対象路線、利用日数、元が取れるか

高松から松山へ一度移動するだけなら、四国全域のフリーきっぷより、片道タイプの割引きっぷのほうが安くなることがあります。

一方、高知や徳島まで特急列車で移動する場合は、フリーきっぷが有利になる可能性があります。きっぷの名称だけで決めず、実際に乗る区間の合計額を計算して比較してください。

四国旅行2泊3日・車なしの費用目安

高松・松山を回る場合、四国までの航空券や新幹線代を除き、1人あたり4万~7万円前後が一つの目安です。

宿泊日、ホテルの種類、食事内容によって差が大きいため、次の金額は計画段階の概算として考えてください。

項目 1人分の目安 金額が変わる要因
宿泊費・2泊 16,000~35,000円前後 平日・休前日、温泉旅館、食事の有無
四国内の交通費 8,000~12,000円前後 特急の座席、割引きっぷ、空港バス
食事代 8,000~15,000円前後 旅館の食事、郷土料理、飲酒
入園・入浴・観覧料 2,000~4,000円前後 温泉の利用コース、追加施設
合計 34,000~66,000円前後 四国までの往復交通費と土産代は除く

宿泊費を抑えたい場合は、高松と大街道周辺のビジネスホテルを利用し、道後温泉は日帰り入浴にする方法があります。

温泉旅行らしさを重視する場合は、2泊目だけ道後温泉の旅館にすると、旅行全体の予算を調整しやすくなります。

車なしの四国旅行で持ち歩きやすい荷物にする

車なし旅行では、荷物の大きさが移動のしやすさに直結します。駅の階段、路面電車、混雑したバス、石畳の温泉街などを移動するためです。

2泊3日なら、小型のキャリーケースまたは大きめのリュックにまとめると動きやすくなります。

観光中は大きな荷物を持たない

ホテルがチェックイン前後の荷物預かりに対応しているか、予約時に確認しておきましょう。駅のコインロッカーは利用状況によって空きがない場合があります。

特に2日目は、高松から松山へ移動したあと、そのまま松山城へ向かわず、先に荷物を預けるのがおすすめです。

交通系ICカードだけに頼らない

主要な鉄道や路面電車では交通系ICカードを利用できる場所がありますが、四国のすべての鉄道・バス・観光施設で共通して使えるわけではありません。

スマートフォンの充電切れや通信状況に備え、少額の現金も用意しておくと安心です。

モバイルバッテリーを持参する

車なし旅行では、時刻表、乗り換え検索、電子きっぷ、地図をスマートフォンで何度も確認します。

列車の遅延や急な行程変更にも対応できるよう、充電済みのモバイルバッテリーを持っておくと便利です。

季節によって変えたいモデルコースの回り方

同じ高松・松山ルートでも、季節によって観光する時間帯を変えると移動の負担を抑えられます。

春・秋は早めに宿と指定席を確保する

春や秋は街歩きや庭園散策をしやすい一方、連休、桜、紅葉などの時期は宿泊施設や交通機関が混み合う可能性があります。

旅行日が決まったら、ホテルと都市間の特急列車を早めに確認しましょう。

夏は屋外観光を午前中に寄せる

栗林公園や松山城は屋外を歩く時間が長くなります。真夏は高温になることがあるため、帽子、飲み物、日傘などの暑さ対策が必要です。

松山城は坂道や階段もあります。午後の暑い時間を避けたい場合は、2日目の移動を早めるか、松山城を3日目の朝に回す方法もあります。

冬は閉園・最終入場時刻を優先する

冬は日没が早く、栗林公園や松山城などの営業時間も夏季と異なる場合があります。

1日目の高松到着が午後になる場合は、先に栗林公園を観光し、日没後でも歩きやすい駅周辺や商店街をあとに回すとよいでしょう。

雨の日は温泉と市街地観光を中心にする

雨の日でも道後温泉や商店街は楽しめます。栗林公園も雨ならではの景色がありますが、園内を長時間歩くため、滑りにくい靴が必要です。

松山城のリフトは雨天時に運休します。雨が強い場合は、松山城の滞在時間を短くし、道後温泉や市内の文化施設へ時間を振り替える方法があります。

2泊3日の車なし四国旅行で避けたい失敗

車なし旅行は、予定を増やすよりも「削る場所」を先に決めたほうが成功しやすくなります。

四国4県をすべて回ろうとする

4県を回ること自体を目的にすると、駅前に短時間滞在して次の列車に乗るだけの旅行になりやすいでしょう。

訪問した県の数ではなく、1日あたり一つか二つの主要観光地を落ち着いて見るほうが、食事や街歩きも楽しめます。

都市観光と秘境観光を同じ日程に入れる

祖谷、四国カルスト、足摺岬、四万十川の一部などは魅力的ですが、公共交通の便数が限られる場所があります。

高松・松山の都市観光と同時に入れると移動負担が大きくなるため、秘境や自然景勝地は別の旅行で計画するか、現地ツアーの利用を検討したほうがよいでしょう。

乗り換え時間を短く設定する

初めて利用する駅では、乗り場やきっぷの受け取り場所を探す時間も必要です。

乗り換え検索で表示された最短時間だけを基準にせず、指定席券の受け取り、トイレ、飲み物の購入などを含めて余裕を持たせてください。

最終日に遠方の観光地を入れる

最終日に郊外の観光地を入れると、バスの遅れや運休によって飛行機や列車に間に合わなくなる可能性があります。

3日目は松山市内や道後温泉周辺に絞り、帰りの交通機関へ複数の移動方法を確保しておくと安心です。

高松・松山以外で組むならどのルートがよい?

温泉よりグルメやアートを優先したい場合は、旅行の目的に合わせて行き先を変更できます。

グルメ重視なら高松・高知

讃岐うどんとカツオ料理を楽しみたいなら、高松・高知の組み合わせが候補です。

高知市内では、高知城、ひろめ市場周辺、はりまや橋周辺を徒歩や路面電車で回れます。桂浜へは路線バスを利用するため、運行時刻と帰りの便を先に確認してください。

高松と高知の間も特急列車を利用できますが、列車によって直通または乗り継ぎになります。

アートと海景色なら高松・徳島・鳴門

大塚国際美術館や鳴門の渦潮が目的なら、高松・徳島方面が向いています。

ただし、徳島駅から鳴門公園周辺はバス移動が中心です。美術館の鑑賞時間も長くなりやすいため、渦潮と美術館を同日に回る場合は、潮見表、施設の営業時間、バス時刻をセットで確認してください。

移動を減らすなら松山・道後温泉に2泊

小さな子ども連れ、シニア旅行、温泉を重視する旅行では、松山に2泊する方法もあります。

松山城、道後温泉、石手寺、大街道周辺などに絞れば、ホテルを移動せずに過ごせます。「四国を広く回る」よりも「一つの街をゆっくり味わう」旅行に向いています。

四国旅行2泊3日・車なしに関するよくある疑問

2泊3日で四国4県を車なしで回れますか?

鉄道を乗り継いで4県を通ることは可能ですが、観光時間はかなり短くなります。初めての四国旅行では1~2県に絞り、3泊4日以上取れる場合に周遊範囲を広げるほうが無理がありません。

高松と松山はどちらから回るのがよいですか?

出発地から利用しやすい飛行機や鉄道で決めて問題ありません。ただし、栗林公園は季節によって閉園時刻が早いため、午後遅くに高松へ着く場合は、松山から始める日程も比較してください。

車なしでも金刀比羅宮へ行けますか?

金刀比羅宮の最寄りエリアである琴平までは、JRやことでんを利用できます。ただし、参道と石段を歩く時間が必要です。

高松・松山ルートへ追加すると松山到着が遅くなるため、金刀比羅宮を優先するなら、1日目を琴平泊にするか、高松市内の観光地を減らす必要があります。

キャリーケースでも移動できますか?

主要駅や都市間の特急列車は利用できますが、路面電車や混雑したバスでは大きな荷物が負担になります。観光中はホテルやコインロッカーに預け、小型のバッグだけで動くのがおすすめです。

一人旅でも回りやすいですか?

高松・松山ルートは、一人旅でも比較的計画しやすいコースです。主要観光地が駅や路面電車の沿線にあり、一人でも入りやすい飲食店や宿泊施設を探せます。

夜遅くに郊外のバス停へ到着する行程は避け、市街地に宿泊すると移動の不安を減らせます。

まとめ|四国旅行2泊3日を車なしで楽しむなら移動を増やしすぎない

四国旅行を2泊3日・車なしで楽しむなら、4県すべてを回ろうとせず、公共交通でつながりやすい1~2県に絞ることが大切です。

初めての旅行には、讃岐うどんと栗林公園を楽しめる高松、松山城と道後温泉を回れる松山の組み合わせが向いています。

  • 1日目は高松市内だけを観光する
  • 2日目の午前中に特急列車で松山へ移動する
  • 2日目の午後から松山城と道後温泉を回る
  • 3日目は道後温泉周辺に絞る
  • 可能なら高松から入り松山から帰る

車なしの四国旅行では、観光地の数を増やすより、都市間移動を1回に抑えるほうが満足度の高い日程を組みやすくなります。

営業状況、料金、交通ダイヤ、割引きっぷ、入場方法、イベント開催情報などは時期や条件で変わります。旅行前に各施設、交通機関、自治体や観光協会の公式案内を確認し、乗り換えや最終便には余裕を持って計画してください。

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